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2012年7月11日水曜日

R・A・ディッキー投手(37)




R・A・ディッキー投手(37)

アメリカ大リーグで注目されている男

現地のファンを最も驚かせているのは、ナ・リーグのサイ・ヤング賞投手だ。

独自に選ぶ注目選手も「ナ・リーグ サイ・ヤング賞投手」である。

彼を有名にしているのは、すこし変わったナックルボールである。

メッツのR・A・ディッキー投手(37)は平均104キロのナックルボールを自在に操る

今季ハーラートップタイの12勝1敗(防御率2・40、奪三振123)で

球宴初出場を決めたディッキーは、昨季までメジャー9年で41勝50敗、防御率4・34という波瀾万丈の連続だった。

テキサス大出身で1996年にレンジャーズに1位指名されたが、
健康診断で右ひじの靱帯がないことが判明した。これは、投手にとって致命的だ!

その結果、当時8100万円の契約金は、750万円に引き下げられてしまった。

2001年にメジャーデビューしたが芽が出ず、長くマイナー暮らしで、妻とも離別している。 悩み 自殺を考えたこともあったという。
2011年オフにはチャリティ目的でキリマンジャロに登頂し、2012年3月に刊行された自叙伝では、幼少期の性的虐待の経験を率直に述べています。
   本当に苦労人ですね~

「何とか生き残りを」と覚えたのが魔球ナックルだった。

当初はうまく投げられず、06年に3度先発したが6本塁打を浴びてマイナーへ降格。

それでも次第に精度を高め、2010年にメッツにマイナー契約で拾われて11勝9敗、
2011年は8勝13敗を挙げることができた。

今の状況は本人も予想していなかった。

彼のブレイクの要因を、私なりに分析してみました。

彼のナックルの特徴は「速いナックル」です。今春に引退した元レッドソックスのティム・ウエイク

フィールドも含め、ナックルボールの球速は普通65マイル(約105km)前後と言われていますが、

彼の場合は最速82マイル(約132km)に達します。

おそらく「史上最も速いナックラー」でしょう。

  彼はナックルの球速を調整して、相手を翻弄しているのです。

しかしR・A・ディッキー投手自身はこう言っています!

「自分でもどこに行くのかわからないのがナックル。

皆、ボクの成功は魔法を使ったせいだというけれど、そうじゃない。
必死で練習したという以外、理由はない」 

  確かにそのとうりです。成功には、血の滲むような練習があったのでしょう!!

毎回「禅の気持ち」でマウンドに立つというR・A・ディッキー投手。

これまで最も賞に縁遠かった男が、後半もこのままの勢いを続けるようなら

本物のサイ・ヤング賞も夢ではなくなる。その日がくるように応援している!!

R・A・ディッキー投手(37)





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